![]() |
![]() |
タフな4日間。ポリープ切除後の出血。
ようやく家で寝ることができそうだ。日曜日以来。
タフな4日間だった。 ・・・幸い、これまで健康に過ごしてきた自分にしては。だが。 この4日間に遭遇した事態を、けっこう生々しく書きます。 同様なことで悩んでいたりする方、参考になれば。 もっと厳しいことで戦っている方、こんな生ぬるいことでごめんなさい。ワタシにとってはハードだった。 先日の日曜日、2012年2月26日のブログに書いたとおり、 > 明日は病院に検査に行く。 > 健康診断で指摘された、腸を診てもらおうと。 27日(月)に仕事を休んで内視鏡検査に行った。 ●検査~ポリープ除去 日曜の21時以降、絶食。=>月曜当日は朝から2リットルの下剤を飲まされ・・・ 腸をきれいにする。 これは自分にとってはさほど苦痛でもなかった。 これは、腸をきれいにした後で検査を待つとき。スニーカー履いていった。 ![]() で、いざ検査。 検査前に医者に言われたのが、 (1)異常がなければ、終了後に帰れます (2)ポリープが見つかったら、確認後に切除します -> その場合は一日入院して様子をみます (3)切開が必要な状況であれば、それは別途 正直、(2)までは想定内。 このところ調子が悪いといえば腸だ。飲みすぎだろう。 これだけ不摂生して、ロクに検診もせずにいれば・・・ ポリープぐらいあるかも知れない。 (職場の人にも、それはあるかも、と告げていた) (3)となると、想定しないわけにはいかないが、さすがにビビるのは確かだろう。 で、やはりポリープが見つかった。 「大き目のポリープができていますね。1cmぐらいかな。」 「そうですか。」 「切除しますか。一晩とまる、一週間は激しい運動、飲酒禁止などあるけど。」 「・・・飲酒禁止! ・・・一週間後に歌を歌うんですよね~。」 「歌? 激しく歌うの?」 「・・・ま、激しいというか、、、 腹に力は入れますね。」 というようなやりとりがあり、結局切除してもらった。 一週間たてば、歌ぐらい歌えるだろう。 切除&止血用クリップ止め。 「よし、うまくいったはず。」と、医者。 「ただ、ごく稀に、出血する場合もあるので、一日は泊まっていって、様子をみさせてください。」 ●入院1日目 入院する部屋に連れて行ってもらい、説明。 「明日まで様子をみさせてもらい、特に何もなければ午前中で退院です。 今日は食べるのは禁止。異常なければ、明日の朝、おかゆがでます。 飲み物は刺激のあるコーラなどは控えて。コーヒーも避けてください。」 キツいなー。腹ぺこぺこだぜ~ 大好きなコーヒーもダメなのか~ まあ、仕方ない。 仕事場に連絡。 「明日の午後には行きますわ~」 黄色い止血剤を点滴した。 ![]() 夜、他の入院患者さんたちが夕食をとる中で寝るのはツラかった。 テレビつけると「おいしそうなうどんですねー!!」とかやってるし。 ●2日目。退院 待望の朝ごはん。 普段なら3分で食べてしまいそうなものだが、ゆっくり10分ぐらいかけて食べた。 ![]() その後、特に問題はなしということで、昼前ぐらいに退院。 予定通り、午後出社で仕事場へ。 ここまでは想定内。普通の話。 ●2日目。仕事場で異常 午後1時には天王洲へ。夕方までに、片付けなければならなかった件をやっつけた。 その後、日本橋の自社へ。こちらもやらねばならぬノルマ2件。 自分にしては慎重だが、退院後も、あまり急には食べないようにした。 カロリーメイト的なものとか、差し入れでおいてあったクッキーなど。 1件目のノルマ、打合せを終わったあとぐらいから、おなかが張ってきた。 その件も終わろうとする頃にトイレへ。 出てきたものを見て驚いた。 多少の便も混ざっているのだろうが、真っ赤な出血。 「こ、これは・・・」 まあ、もしかしたら昨日の切除の残りかな、などと思いつつ、 打合せの仲間にはひとまず告げずにノルマ終了。 2件目のノルマ=見積り作成中にも、同様の出血。 「やばいかも・・・ やばいかも・・・」 とりあえずここまでやってしまえば、明日は何もないはず。 いや、打合せがあるが、これはゴメンナサイしよう。。。 と、 見積作成=>送付完了。 23時過ぎまでかかった。仕事場は最終退出。 その時点まで、出血は合計3~4回ぐらいあったかな。 「ひと晩家で様子を見れば収まるか?」なんてことも思いつつも、帰宅途中に病院へ連絡。 そのまま再入院することにした。 家の近くの病院だったので、いったん帰宅して準備。 そのとき、トイレにいったときには、完全に「鮮血」だった。 病院に向かう途中、通り道にある商店街を撮影。 ![]() ●3日目。再入院 病院に着いたのは、0時を過ぎていたので3日目。 専門医はいなかったので、翌日まで止血剤(黄色いやつ)を点滴し、安静にしていることに。 「次に出たら見せてください」と、看護婦さん。 夜中にまた鮮血。 朝方また鮮血。 止血剤を打ってもらっていたにも関わらず。 「ひと晩家で様子をみれば・・・」なんて選択肢をとらずによかった。 このあたりから看護婦さんの様子も変わってきたように思う。 ベッドの横に簡易トイレをおき、以降はそこにするように指示された。 出血量と頻度をみる、とのこと。 朝になると看護婦さんから、「もうすこし詳しく問診」をされたが、その際、 「近くにいる兄弟など、身内の方の連絡先を教えてください。いや、念のためです。」 たぶん、血液のことがあるので・・・ということだと、あとで思ったが、 正直ビビった。 ●3日目。止血処理 もう一回、鮮血があったのかな? 完全に明るくなってから。 その後、院長先生とか、最初のときと違う先生とかが来て、 「今日、止血処理を行いますので、お待ちください」 また下剤2リットル飲むのかなー、と思ったが、 その後、最初に切除してくれた先生が来て、 「出血しちゃったんだって? ごめんごめん、クリップしたんだけどねぇ。」 「ええ、してましたよねぇ。」 「何かでずれたのかなぁ。完全に、ってのは難しいんだよ。」 この書き方だと「なんだよ、その医者!」と感じるひとは多いと思うけど、自分は全然思わなかった。 事前にWEBの情報で、 ・ポリープの位置がたまたま血管に近い場合などは、出血する場合がある(血管の位置はわからない) ・念のためにクリップで押さえる方法もあるが、これも100%ではない と読んでいた。 この先生は、検診・施術中も映像を見せてくれながら正直な説明をしてくれたと思う。 しかも、仕方ない、とは思いながらも「ごめん」と謝ってくれた。 信用できた。 「今日、浣腸して腸をきれいにして、午前中のうちにもう少し念入りに止血処理をするよ。 明日まで様子みて問題なければ退院ってしようか。仕事とかもあるだろうし。」 「はい。助かります。」 1リットルの浣腸後、「な、なんだこれは?」というようなもの、便なのか?血の塊なのか? みたいなのが続々出てきた。 1リットルの浣腸液に薄められた血の色ではなく、どす黒い赤。 で、再度内視鏡。 切除した部分を確認。 「ああ、やはりクリップの脇から染み出している。ここだ。ほら、見えるかな。」 洗浄液をかけ、数秒後にはクリップの横から じわ~ と血が滲んでくる。 こりゃ、あれだけの鮮血が出るわけだー さらに2つクリップを追加。血は止まった。 「初回の手も失敗ではなかったはず。翌日20時ごろまでは止まっていた。 それが何か原因で脇から血が出てきてしまった。それに対して今見たようにダメ押しで手を打ちました。 それでもまたダメなことも絶対ないとはいえない。そうしたら別の手を考えましょう。」 病室へ戻った。 ![]() ●3日目~4日目。退院 初回は、スポーツドリンク・お茶はOKだったが、今度は「水のみ」だった。 うー、味気ない。 日曜日の夜から、摂取した食べ物は 「初回切除後のおかゆ」「退院したときのクッキー類(微量)」のみ。 さすがに栄養的にまずかろう、と、ナトリウム・ブドウ糖系の点滴がずっと続いた。 ![]() ここまで来ると、腹がへったっつーか、なんつーか。 止血処置後の夜は、出血は止まった。 翌朝(4日目)、前日の残りのような黒い血が出てきた。 一瞬ドキッとしたが、看護婦さんも 「鮮血は止まりましたね。これは残っていたやつっぽいですね。」 朝メシ。 おかゆでなくて、トーストだー! ![]() ゆっくり、ゆっくり食べた。 うまかったー!! その後も異変なし。 昼メシ。 おかゆか。 でも、ゆっくりゆっくり食べて、けっこう「うまい」と思った。 ![]() お昼過ぎまで様子をみて、退院。 よかった。 (そんな、自分にとってハードだった4日間だったからか、) 点滴にマジックで書かれた、左下の文字が、 「生きる」 に見えたので撮影。 実際はなんて書いてあるのか? は不明。 ![]() ●帰宅後 しっかり止めてもらったとは言え、やはりやや不安なので、しばらくは慎重にいこう。 もうちょっと待っててくれ。と、バートちゃんを撮影。 ![]() 体重量ったら、2kgほど減っていた。 さすがにのぉ~ ![]() ちょうど、ウチの壁掛け時計が壊れてしまったので、「復活記念」に購入。 さあ、新たなときを刻め! ![]() --- 以上が、私のタフな4日間。 さあさあ、まだまだ油断できないぞ。 これからも闘いだぞ。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村
by hyustart
| 2012-03-01 21:29
| 歩く
|
Comments(8)
![]() ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
hrmnさん、コメントありがとうございます。
私もその当時、「なんじゃこりゃ!」と、 とても不安だった記憶があります。 # が、何とかなったなー。 # と、楽天的なわたしは、あまり深く考えてません。。。 いまどきの医療はかなり進歩しているとはいえ、 人それぞれ、いろいろなパターンがあるのかな、と。 これからも、何かと困難は出てくるんでしょうが、 できるだけ楽天的な方向で、 「なるようになるさ。」 とか、深刻な場合でも、 「生きるには、こうだろう。」 とか、考えられればなー、 と、思ってます。
0
![]() ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
hrmnさん、コメントありがとうございます。
自転車にせよ、にゃんこを可愛がる(いじる)にしても、 なんらか、「楽しめる」ってことに感謝できれば、 だいじょうぶですよね。 なーんて思いながら、これからにゃんこをいじろうかと悪だくみ。。。 ![]() ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
![]() ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
![]()
|
![]() |
【公式ホームページ】
あらかると
最新のコメント
最新のトラックバック
検索
以前の記事
2023年 12月
2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 more...
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||