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剛毛
大学時代には背中の真ん中あたりまで伸ばしていた。
高校時代は丸坊主だったのに。

高校野球やってたころ、「お母さんが昔床屋さんだった」という、チームメイトの家にいった。
夏の大会前、「5厘刈り」にしてもらいに、野球部の同期がみんなで行った。

そのころ、仲間たちが普段床屋さんでお願いするのは「5分刈り」。
でも夏の大会前だから気合を入れようという企画だ。

5分刈り=>5厘刈りの違い。要するに1/10の短さになるようにバリカンをあてる。

チームメイトのお母さんが、自分の頭にバリカンを当てながら言った。
「すごく髪が厚いねぇ。野球やめても髪伸ばしたらたいへんかもよー。」

・・・いっしょにバリカンあててもらったみんなは青々した感じだったが、自分だけ黒かった。


そう言われてみれば(その後)たいへんだったかも知れない。いま思いおこせば。
大学時代はサークルのほとんどが長髪だったので、真似して伸ばした。
風呂上りに髪を乾かすのがたいへんだった。
髪の毛がすべて下を向くように体を折ってアタマを下にしてドライヤーをあてた。
毎度疲れた・・・

いまも髪は長めだが大学時代ほどではない。
散髪は自分でやっている。散髪と言っても、スキバサミでバサバサやるだけ。
もともと分厚いので、けっこう大胆にやってもだいじょうぶだ。
例え切りすぎたとしても、1週間ほどすれば何とかなる。
そんな元気な剛毛なので、ちょっとサボって、散髪しないときが続くとものすごいことになる。


純粋な高校時代を経て、汚れた(!)社会人生活に入ってから、酔っ払ってどこかにぶつけ、
アタマから血ぃ流したりしたことがあった。
(ふと気がついたら、血ぃ流して寝てた)

そのときは、「よかったー死ななくてー」と思った。髪が守ってくれたのか?

ご先祖さまから与えられたヘルメットなのかも知れない。
by hyustart | 2006-02-22 01:20 | 考える | Comments(0)
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ミュージシャンとして、会社員として、のんべえとして「生きる」KEN_BCが、体験し・感じ・考えたことを綴る、「気まぐれ表現サイト」

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